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ニッチなフレグランスが専門で、優れた原料を愛する、クヴォン・デ・ミニムのフレグランス クリエイティブディレクター、ジャン=クロード・エレナとその調香師チーム。香水に新たな解釈をほどこし、新しい風をもたらします。
私は、クヴォン・デ・ミニムが誰もが手に取れる価格ながらユニークな高級フレグランスを希少な植物原料と高貴なエッセンスを使用して、仕上げている点に魅力を感じました。私たちが共有しているユニークなフレグランスのビジョン。それは、特別な、新しいアプローチです。
ジャン=クロード・エレナは、50年以上もの間、フランスの高級フレグランス界で活躍してきました。その華々しい活躍の根底には、洗練と精密が繊細にブレンドした、エレガントな香り創りにあります。彼は、エルメス専属調香師として活躍してきたこともあり、他のブランドとのコラボレーションには慎重です。クヴォン・デ・ミニムとの出会いを「一目惚れ」のようだったと語り、ブランドのDNAである、希少な植物原料やナチュラルティへのこだわりが、「特徴ある、優雅で惜しみない」香りを創ることが大好きな彼の創造性を掻き立てます。2019年にり、クヴォン・デ・ミニムのオルファクティブ ディレクターに就任しました。
シンプルでありながら才能あふれるジャン=クロード・エレナは、フランスで活躍する調香師と手を組んで、新しいコレクションに取り組みます。情熱あふれるチームは、お互いを刺激し合う、香りの創造性に関わるイノベーティブなシンクタンクのようです。
<彼についての3つの事>あなたを芸術作品に例えると?:J.M.ターナーの水彩画。座右の銘: アイディアがもう尽きたと思っても、まだあるものだ。旅行に行くときスーツケースに入れるなら?:私の夢はスーツケースなしで旅をすることです。
彼女のクリエイションには、田舎で過ごした幼少時代の記憶に残る香りが再現されています。材料を潤色し、照らし出す。深み、あるいは軽やかさをもたらす。時には挑発したり、ゆがめたりする、というのが彼女の主義です。
・絶えず頭に去来する歌:ミッシェル・ベルジェの『ディエゴ』 ・できれば一緒に旅したかった人:アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ ・なりたいと思った人:イヴ・サンローラン
コリンヌ・カシェンは旅の経験からインスピレーションを引き出します。自由と逃避への欲求に導かれ生まれる彼女の香りは、世界に開かれた窓です。
・(また)聴きたいと思うアルバム:ピンク・フロイドの『原子心母』 ・できれば描いてみたかった絵画:ゴッホの『昼寝』 ・なりたいと思った人:チェロ奏者。
好奇心旺盛で情熱的。セリーヌ・リペールは慣習を覆すことを好みます。彼女のクリエイションの基本は、丹念に選んだ特別な原料。材料を探し出し、理解し、その秘密を解明します。
・絶えず頭に去来する歌:リシャール・コッシアンテの『アン・クー・ド・ソレイユ』 ・(また)観たいと思う映画:クリント・イーストウッドの『マディソン郡の橋』 ・なりたいと思った人:2018年に思春期の若者。
ジェローム・ディマリノは、自分が創り上げる香りがそれぞれ語るストーリーの読みやすさを大事にしています。彼にとって、香りとは、一瞬にして私たちを別の時や場所に連れて行ってくれるものなのです。
・香りがもし植物なら?ずっと太陽を探し続ける向日葵。 ・もし旅の行き先なら?地中海。
グラースの調香師の家に生まれたヴァンサン・リコールは、音楽に乗ってクリエイションを創作します。レッド・ツェッペリンやチェット・ベイカーを聴きながら覚える感動や好奇心をノートに書き留めます。
・自分を表現する言葉:「うわの空の少年」 ・(また)読みたいと思う本:村上春樹の『海辺のカフカ』 ・できれば一緒に旅したかった人:セルジュ・ゲンズブール
アンヌ=ソフィー・ベハーゲルは、都会的で現代的、さらには未来を先取りする、気品ある香りを創作します。彼女を魅了するのは、ユニークで個性的な無名の原料のような、未知の世界です。
・なりたいと思った人:結婚した、マザー・テレサ! ・自分を目的地に例えると:海と空を結ぶ水平線 ・絶えず頭に去来する歌:ジョニー・アリディの『ランヴィ』
アレクサンドラ・モネは彼女が経験した旅から創造力を汲み取ります。各原料を絶妙に組み合わせた、シンプルなフォーミュラの明快で的確なクリエイションが彼女のシグネチャーです。
・(また)聴きたいと思う曲:デヴィッド・ボウイの『ライフ・オン・マーズ』 ・(また)観たいと思う映画:ウィム・ウェンダースの『パリ、テキサス』 ・できれば描いてみたかった絵画:ピエール・スーラージュの作品のどれか
ステファン・コエズは、自然とそれが引き起こす感情が与えるインスピレーションに身をまかせ、型にはまらないフレグランスを創作します。印象派画家のように、原料の組み合わせにより、一定の表現ではなく感触を作り出します。
・自分を表現する言葉:勘が鋭い ・できれば書いてみたかった本:ニーチェの『悦ばしき知識』 ・絶えず頭に去来する歌:ジュリアン・ラージの『ノクターン』
数多くの旅の経験からインスピレーションを引き出すエリック・フラカパンは、冒険者スピリットを持ち、クリエーションにおいても同様です。発見や出会いを通して、思い出あふれる香りやお気に入りの希少な香料を集めたパレットを作っています。
・もう一度聴きたい曲:ファレル・ウィリアムスの『ハッピー』 ・できれば一緒に旅したかった人:ネルソン・マンデラ ・スーツケースに入れておきたい物:ローマンカモミール
名高い調香師育成学校ISIPCAで学んだトマ・フォンテーヌは、学校で学ぶ香水理論から逸脱し、私たちを豊かで個性的な想像の世界に連れて行きます。
・(また)聴きたいと思うアルバム:デヴィッド・ボウイの『ハンキー・ドリー』 ・できれば一緒に旅したかった人:アーネスト・ヘミングウェイ ・「人には言えない」習慣:何でも嗅いでしまうこと
鼻で考える。これが、バルバラ・ゾブランが表現する調香師の仕事です。これまでのキャリアの中で、彼女は2000種類近くの材料を記憶し、それらを使ってとても個性的なクリエイションを生み出しています。
・できれば一緒に旅したかった人:マルコ・ポーロ ・(また)観たいと思う映画:ジョナサン・デミの『羊たちの沈黙』 ・「人には言えない」習慣:早朝にパジャマ姿で、上からカモフラージュにレインコートを羽織って、犬を散歩させること
調香師の息子としてグラースに生まれたフィリップ・ロマノは、ごく自然に香水に人生を捧げることを選びました。 彼にとって、香水は完全な表現方法です。美しい材料、とりわけ自然からインスピレーションを得て、思い出や感情をクリエイションに閉じ込めます。
・(また)読みたいと思う本:ウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』 ・聴きたい曲:ジミー・ヘンドリックスの『リトル・ウィング(ソロ)』 ・(また)観たいと思う映画:フランシス・フォード・コッポラの『ゴッドファーザー』
いつも自分を取り巻く生命に敏感なキャロライン・マレヤックが香りを創る時に大切にしているのは、子供時代の記憶や美しい瞬間です。次々にアイディアが引き出されます。一つの言葉から、イメージや個性、場所、ひいては香りが生まれるのです。
・絶えず頭に去来する歌:ララランドの『Another day od sun』は、まるでビタミンCの注射のようです! ・音楽で好きなのは、ビバルディの『四季』 ・珍しい癖:生のケーキ生地をスプーンで食べること クヴォン・デ・ミニムのローザ エニグマ(キャンドル)の香りを担当。